
Arts Managerを志すwackyのロンドンからの徒然メモ
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うちの大学には、UKの大学なら大抵どこでもあると思うけれど、Academic English Language Adniceという留学生には神様のような、それはそれはありがたぁーいサービスがあります。
例えば、エッセイの下書きなどをdrop-inするとEAP(English for Academic Purpose)専門講師陣が無料で添削してくれます。時間は、1人20分が基本で予約制です。利用時間が毎日1時間限定なので、最大3人しか添削してもらえないのが、痛いところ。でも、あるだけ有難い! で、昨日の半ベソ文献を携えて、今日早速乗り込んでみました。 すごい接戦になるんだと思って、張り切って35分間にヘルプデスクに並んでみる。が、予約は10分前からのみだそーで、しかも「基本はエッセイですから。本の理解を深めるためのセッションじゃありません」と言われ…。「でも、これはエッセイを書くためのリサーチなんです。コレを理解しないとthesisすら考えられないんです。」と強気に出る。(だって本当だもん。)「また、15分前にはもどってきます」と図書室の自習スペースで、問題の本とにらめっこ。 で、半泣きの私を神様も応援してくれて、幸運なことが続く。 ①デスクの人が顔を覚えてくれていて、予約の1番目に名前を入れさせてくれた。②水曜日の担当講師がお休みで、毎週金曜に必修で取っているEAP Writing/Readingの講師Pが臨時担当。③次の中国人学生のひともキャンセルで1時間もらえた。 1時間みっちりPと話して、かなり消化不良解消。いろんな例や、関連したトピックを出してくれて、単に文献を理解したというよりも、むしろ発展的理解ができた感じ。「なんのためのリサーチなの?エッセイのタイトルは?」と、エッセイのアプローチ方法まで相談に乗ってくれる…。もちろん、効果的な文献類へのアプローチ方法もアドバイスしてくれたけど、精神的な面でのサポートも入れてくれる。ありがたやー。 Pの出した結論は、今読んでいる文献は、必要以上に抽象的でおまけに回りくどい表現が使われているから、とりあえず人名が関連するコアなアイディアは先にgoogleなどで検索して、大まかに把握してから取り組むとやりやすいかも、でした。それから、「あー!もうダメだ」って思ったときは、そこに固執しないでサクサク次へ行く。で、どーしてもこりゃあかんって時は、またおいでって。笑 前にちょこちゃんが彼女のブログで書いてたけど、腹くくっていかないとね。「言葉」をexcuse(言い訳)になんかできない。現地学生と同等に扱われて上等。それこそ願ったりかなったり。 いざ、new worldへ。 PR |
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今までにこんなに泣きたくなるほど勉強で困ったことはない。と思う、少なくとも私が記憶してる限りでは。
これは本当に窮地だと思う。 英語ができなくて日本に帰りたいとさえ思い始めてる… だって、っていうと愚痴になるけど、 読んでる文献、にっちもさっちもわかりゃーしない。 本当、読んでて涙が出そう。 もうここ読み返すの何回目?って自問自答。 でも、読まないわけにはいかないから読む。 でも、結局根本的なことが掴めていないから 振り出しに戻ってばかりで先に進めない。 誰にも聞けないところがまた辛い。 あああああああ。。。。 どうしたらいいんだろう。 こんなことでへこたれて! こんなことで負けてどーすんだ! って思うんだけど、頭の中ではわかってるけど それ以上に現実はシビア。 挫折感と焦燥感と絶望感のa great mixture。 隣から聞こえてくるウルサい音楽とドラムの真似事の音が、今は必要以上に腹立たしい。あああああああああ、ダンゴムシになっちゃうよ。 |
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今日、某銀行に開いたInternational Student Accountを閉じに行きました。だって、月々£5も払わなきゃいけないんです。(1年間で£60はけっこう大きい。)
開設手続き時には気づいていなかったので、チェックブック(小切手)やらいろいろ書類が送られてきていましたが、大学の授業もあって、なかなか支店へいけず…、やーーっと今日行ってきました。肝心の銀行は、大学内にもあるNatWestで開きました。 で、口座を閉めるには開設から2週間以上経つと手数料がかかるとのこと。それはしょうがないかなと思って、手続きを進める。おまけに、よく話を聞くと、2週間以上前に私宛に「バンクカード」が送付されていたとのこと。 私「でも、届いてないんです。」 担当者「困りましたねぇ。」 私「本当に届いてないんです。 届いた書類は全部もってきましたが、 このチェックブックとPINコード通知だけです。」 担当者「わかりました。 じゃ、ちょっと待っててね。」 で、待つこと数分。 担当者「えーと、では、ここだけの話です。 いいですか? 貴方は口座開設手続きから2週間以内に 意思を変更して、私たちとの取引をお取りやめに なりました。 いいですね?」 私「…?どういうことですか?」 担当者「ですから、貴方はこの手続きをしに2週間前に 私のもとにきました。それで、私は貴方に解約 手数料をチャージしましたが、2週間以内に 解約手続きをしたので、貴方は解約手数料を 払わなくてすんだ、ということです。」 私「Really?」 担当者「Yup sure.(ニコニコ)」 といって、私の解約フォームのサインの横に「29/10/06」とサラサラ書く担当者。マジですか。日本の銀行じゃありえないよね。よっぽど私が哀れそうに見えたのか…。笑 なんだか、喜んで良いのやら、悪いのやら。愛すべきっていっていいのかわからないけど、こういう適当さというか寛大さというか人間臭いところがイギリス文化なんだろうか。確かに電車や地下鉄、バスはよく止まるし、時間に遅れるのは当たり前だけど、でも人間だなぁって思える暖かさが私は好きだなぁ。もちろん日本の全てに迅速丁寧で正確な社会も大好きですよ(笑) 林望さんの「イギリスは愉快だ」の中の話が本当に目の前でおきちゃってるよって動揺しっぱなしの私でした。 |
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どんな人とも
どんな事とも 出会いがあって 別れがくる。 いつかサヨナラを必ず言う日が来る。 たとえ、それを願わなくても その瞬間は突然に その瞬間は知らないうちにこっそり 私の目の前にやってくる。 今日、今更そんなことを自覚した。 だから、ちゃんと「今」を過ごさないといけないんだよ って母が電話越しに言った。 後で後でって逃げてたら、後で後悔するよって。 もう1回先生に会いたいなぁ 先生のお稽古の後に作ってくれる揚げ餅、美味しかった もう1回先生が私を呼ぶ声が聞きたいなぁ 先生のお稽古のときの声が聞きたいなぁ 先生、有難う。 そして、ごめんなさい。 |
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今日、不思議な一日を過ごした。
半分日本語で、半分英語の日。 別に普通じゃんって思うかもしれないけど、 とーっても混乱した一日。 理由は簡単。 英語と日本語の境界線がよくわからなくなっている。 * * * * * * 同居人と一緒に先週会ったばっかりの某美容学校生Tさんのお宅に髪を切りに行ったんだけれど…。Tさんはあんまり英語が得意じゃない。うちの同居人は日本語理解度0%。当然、私が通訳役になった。 Tさんはとっても気さくで本当に人懐っこくて、話題の引き出しも豊富でどんなことでも楽しく会話出来るタイプの人。だから、いろんなことから話が飛んで、話が止まることがない。一方でうちの同居人は私たち2人が日本語ではしていることは全くわからない。で、「寂しいよ」オーラを発散。笑。 もちろん途中で要約して矢継ぎ早に英語にしてあげるんだけど、はっと気づくとTさんに向かって英語で話しかけそうになったり、同居人に向かって日本語で話しそうになったり…日本語モードと英語モードが使い分けられなくなっている。 * * * * * * モードって分ける必要もないのかもしれないけど、 これってあんまり良い兆候と思えない。 日本語接しすぎているのかな。 (1週間に5時間も日本語話さないけど。。。) でも、日本語で話していても、何かを説明したり表現したりしようとすると、英語の単語の方がぽーんと頭に浮かんで、あとは真っ白。 肝心の日本語が出てこないときが最近よくある。 もうちょっとスマートな方法で言語使い分けられるようにならないと、後々、本当にいざってときに困るような気がする。 バイリンガルを目指しているわけではないし、いずれは日本で仕事がしたい。 それに私は「日本人」。 今は英語がある程度のところまでいくことを目標にしているけど、やっぱり「美しい日本語」がはなせる「日本人」でありたい。 どうしたらいいものかなぁ。 |
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最近、Classic FMを家にいるときは聴いています。
オンラインで聴けちゃいます。プレイリストも充実していて、オンタイムで更新されていきます。なので、wacky音楽ライブラリも大幅更新中です。笑 で、今、耳を疑うような曲が流れています。 Hans Zimmer作曲「Gladiator - Suite」 何がびっくりか。 パイレーツ・オブ・カリビアンのテーマ曲にそっくりじゃないかね。 和声進行といい、リズムといい、楽曲構成といい。 思わず映画クレジット確認してしまいました。 別人が作曲している。 これって??? 著作権にかからないってことなんだろうけど。 それでも、意外。 そして、ちょっとがっかり。 |
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どおおおおおおおおしよう。
いつもいつもくだらない悩みで。。。 でも、今回は本当にどおおおおしよおおお。 さっきオペラハウスからメールが来て、 135ポンドのOrchestra Stallが「55ポンド」に! どおしよおおお。 演目が「スペードの女王」っていうのがね。 悩むよなぁ…。 日本にいるスポンサー殿に聞いてみよう…。。。 バイトしてたら、55ポンドぐらい自分でぽーんって払えるのに。 痛いよなぁ。 無職の学生って。 |
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昨日、同居人とも共通の友人である英国人友人と1年ぶりに会いました。
ピカデリーで待ち合わせて、裏通りのカフェでまったりして、チャイナタウンで夕飯。 で、彼と話していて、自分に言い聞かせていたことが一つ。 大変なのは当たり前。 頑張るのは当たり前。 英語だからできません、なんて絶対嫌。 英語だからっていうのを、言い訳するなんて絶対嫌。 それは、ただのloser。 それを覚悟してきたんだから、乗り越えるしかない。 現地学生と同等に扱われてこそ、やっとスタート地点に立てるんであって、 もしスタート地点に立てたなら、上目指してやるしかない。 脱落することは簡単。 でも、一度脱落したら二度と戻れない。 現地学生と肩を並べることが、まず最初に達成すべきこと。 だから、「言葉」の壁は果てしなく大きくて、一生の課題かもしれないけど、 それを超えられるだけのアイディアと力量をpresentしなきゃ、 ここにいる意味がない。 私は器用じゃないから、人の何倍もやらないといけない。 不器用だから、いつも遠回りばっかり。 でも、「今」が「そのとき」なら無駄にしちゃいけない。 * * * * * そう言ったら、友達は「Well, then you already know what to do.」って。 言い訳は嫌。 自分を極限まで伸ばさなきゃ。 |
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この国は、tutorialという個人授業があります。
普段はレクチャー形式の授業でも、term paperに関してだったり、年間を通して行う研究テーマを対象に定期的にだったり。 私は今まで実技のレッスンという形で、1対1の時間があることが当たり前だったはずなのですが…、どーも何だか緊張します。 というのも! 明日、assignmentのテーマと掘り下げる方向性をlecturerと話すtutorialがあります。 緊張。。。 ちゃんとdebeteできる状態でもってきてねって… うーん。 * * * * * いわゆる「勉強」で結構「生温い」大学生活を送ってきたせいか、 こっちの大学生の読書や考えることの絶対量に驚かされています。 それから、logical thinkigとcritical thinkingの力の差…。 Supervisorの教授に言われたことが、 "You have a brain to think. Think, think and think a lot. If you think, then you will find another thing to think about. Find the question behind the question. That is your job." つまり、考えた結果を授業であれ、tutorialであれ、持ってこいということなんですよね。よく考えれば、ピアノのレッスンと一緒…。(でも、練習嫌いな私は、いつも中途半端だったなぁ。。。先生、ごめんなさいと今更思う。) 大学の授業スタイルも、ほとんど「conversational (=discussing)」がメインで、自分の中にきちんと整理された状態で情報が入っていないと「????」で終わってしまいます。 留学生が良く言う「本のように厚いReading List」は、私の学部では学期開始前に配布されませんでした。module(科目)初日に各weekごとのテーマが発表され、それに付随して「参考図書」的な意味で「recommended books」が発表されました。さらに各授業ごとに「Some Readings」とか「Reading List」という形で、さらに本のリストがどーんときます。で、図書室に直行。 本も読むのにも正直、苦労しています。 日本語だったら斜め読みできても、英語文献はちゃんと机に座って、note-takingをしながら(自分の中に一度入れて消化するため)、なんども丁寧に読まないと結局何がなんだかわからないことが多いです。 自分の専攻分野のことなので、ある程度、スッと入ってくることも事実ですが、言葉の裏側に意図された「fact」を把握するのは、まだまだ時間がかかります。本当にワケが解らないときは、隣の部屋にコンコン…。笑。 ひとつ、とっても嬉しく思っているのは、online resoursesが充実していることです。Grove Music OnlineだったりJStorだったりNet Libraryだったり。パソコンとネットさえあれば、入手困難なジャーナルも目の前に出てくるんです。(Paperlessで環境にも優しいという人もいるけど。)私みたいに読むのが遅い人にとっては、本の返却期間を気にせず、いつでもどこでもアクセスできるのが本当にありがたいです。 * * * * * 同居人に言われました。 とにかくやるだけやらないとねって。 自分も忙しい(はず)のに、いろんな意味で協力体制を敷いてくれていて、心強いです。(でも、夜中2時にさぁ寝ようって時にdebeteを嗾けるのはやめようよ…笑) |
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この間の木曜日、同居人と一緒にハムステッドまでテクテクしてきました。
この1週間、夜中に話し込むのが日課になっています。 ハムステッドに行くのを決めたのは、前夜午前4時。笑 12時までたっぷり寝坊をして、やっとこ家を出たのが2時。 途中、雨に降られ、High StreetのSelect SHopで雨宿りをしつつ、ハムステッドにテクテク。 ハムステッドは「だだっ広い」。 ここがロンドンだとは考えられません。 緑と土と太陽の匂いがとっても気持ちがいいところ。 秋の高ーい真っ青の空。 枯れ葉がときどきハラハラ舞ってくるのも映画みたい。 あの場所に立っていて、直感的に思った。 「たぶん、私はこの場所に恋に落ちる。」 歩いても歩いても、緑緑緑。 所々に池があって、白鳥や鴨、名前がわからないけど水鳥がのんびーり。 Kenwood Houseに行きたくて、歩けども、歩けども… あの白い建物の片鱗も見えず。。。 途中、Independent紙の取材にも遇い… 迷子になりかけ… 「人間界」に無事帰還したのは日も沈みかけた5時ごろ。 * * * 「恋に落ちる」っていうのは、大げさかもしれないけど でも、この場所にいられるんだったら、私はずっとここにいたいなぁって。 この場所に皆が集う気持ちがよくわかる。 ただ風に空に緑に空気に身を任せているだけで、温かい気持ちになる。 木がざわめく音や、葉が舞い降りてくる音、鳥が水に潜る音。 雲が動いていくのや陰が動くのをぽーっと眺める。 時間がゆっくりゆっくり動いていく。 ただ、ただ、そこにいるだけで安心する場所。 東京にはない「空気」がある。 私は、やっぱりこの場所が好きだなって思う。 |
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