Arts Managerを志すwackyのロンドンからの徒然メモ
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就活セミナー |
月曜日に全英オーケストラ連盟主催の音楽マネジメントの就活セミナーに参加しました。大学のネットでお知らせが回ってきて、独りだけど思い切って参加。
やっぱり音楽マネジメントって良い仕事と再認識しました。というのも、どのプレゼンターの人も、passionateで「この仕事に就いたのは本当に偶然で…(中略)でも、今の仕事に満足しているしやりがいを感じている」というようなことをおっしゃっていました。Accidentally poped into administrationとかIm here as a result of accidentとか。 プレゼンターの一人に、私の憧れのBBC PromsのConcert Managerがいらして、なんと驚くべきことは、小柄な女性なんです。「Basically, my role is crisis management」と冗談を言っていましたけど、でも確かに当日現場にいるってことは、結果的に問題対処におわれるわけだから、端から見ると「えぇ?」って驚かれるのかなと思ったり。それが楽しかったりするんですよね、案外。 ずばり手応えですが、私にも現地就職の余地はありそうです。だけど、最大にして最悪の問題が。 それは、ビザ。 PassionとEnthusiasmとCreativityが第1条件。 もちろんflexibbilityも大切。 狭き門をくぐり抜けて仕事をgetするためには、良いnetworkingだって必要。 それに、experienceがすべての仕事左右する現実に必要なのは、experieceの積み重ね。 それは、誰でも努力すれば手に入る。 ただ、留学生として、一番大きな問題になってくるのは、就労ビザ。 やっぱりね、と正直思う。 オケ連会長にも言われた。 「Well, it would not be easy but try. Do not give up if you desire it.」 イギリス人を越える「仕事処理能力」と「魅力」を持たなきゃいけない。おまけに「言葉」という大きなハンデも背負っている。意外に気づく人は少ないかもしれないけれど、音楽マネジメントというのは「言葉」に依存している部分が大きいと私は思う。例えば、キャッチコピーを作る。例えば、お客様にむけての広告文章を作る。商品として扱うのが「音楽」であったとしても、それを売り込むためにつかう道具は結局「言葉」。それに、一流のアーティストを支え、様々な客層の方を相手にするということは、コミュニケーションツールとしての「言葉」にたいして人一倍敏感である必要があると思う。だから、例え私が日本で働くのであれ、英国で働くのであれ、high-standardなlanguage skillsが求められるのは当然だと思う。 難しいな。 就労ビザは雇用側が、イギリス人でなくてこの人でないとダメなんですと証明するためにあきれるほど長い書類をfill inして、それなりの額の手数料を払わないとおりない。私がどんなに願っても、どんなに一人で騒いだところで、手に入るものではない。 もちろん、抜け道はある。 それは、イギリス人と結婚する、という道。 同居人にもいわれた。 「Oh its easy, get a Brit guy.」 私、愛のない結婚は認めません。 ウェディングドレスは1回しか着たくありません。 って言ったら、 「Its just a legal contract on papers. Its not "marriage" it is a legal partnership.」 でもさー。 そーゆー問題じゃないじゃん。 そんなのは逃げだと思うし、結果的にイギリス人と結婚するような事態に陥っても、それはまた別のお話。 来学期から、インターンできるように動きます。 まずは日本ではみられない英国の現場をみることから。 それで、吸収できるものは吸収して、大きくならなきゃ。 もちろん英語もhigh-qualityにしていかなきゃいけない。 じゃないと、現地学生に負けちゃう。 帰り際にBBC PromsのConcert Managerに言われた。 「Don't give up. Life is unpredictable.」 さぁ、やるぜよ、私。 チャンスは自分でつかめ。です。 PR |
師走 |
イギリスに9月11日に入ってから、はやくも11週間目終了。そして、3週間後には日本にいる。早い!
最初は長いと思ったけどね。 「師走」に突入して本当に忙しい。 来週月〜金、ベルリンから友達が来る。 月曜夜と木曜は1日、彼女にあげる。 スケートに行ってオイシイもの食べて、 ロンドンクリスマスツアー第2弾決行。 そして、帰国までに提出しなきゃいけないエッセイが1.5本残っている。 なんだか波に乗り切れない。 (意味わかります?) 従って、全然筆進まず。 そしてそして。 同居人の妨害が入る。 夜中1時に乱入してくるのはやめようよ。 そして3時まで話をふっかけるのはやめようよ。 failしたくないよー。 でも、同居人と話すことは勉強でもあり息抜きでもあり安らぎ!?でもあるから、大切なんだけどさ。でも、私は落第したくないから、頼むよ、N!! さ、集中です。 |
ごはん。 |
最近、「お腹がすく」感覚がない。
ちょっと変。 何をどー間違っても 恋煩いとか 自律神経失調症とか じゃありませんので ご安心を。笑 疲れてるっていうのが多分原因。 作る気力もなかなか。 誰かと食べるっていうんだったら、食べる。 一人だったら、なんだかどーでもいいって思ってしまう。かといって、食べられないわけじゃない。食べると食べられるんだけど、明らかに量が減ってる。 だけど、今日は頑張ってつくってみました。 自分で作るとちゃんと食べられた。 ちょっと安心。 "おいしいごはんがたべたいよー。" |
価値観 |
他人と生活するって下らないことで気を使う。
それに、どーでもイイことが気になったり、どーでもイイことにイライラしたりする。(ごみの出し方とか、食器の洗い方とか、使ったら自分で洗えよとか、私は便利屋じゃないよとか。)もちろん私だって、知らないところで気を使わせてるだろうし、イライラもさせてるんだと思う。というより、思いたい。だから、お互い様だと思う。 同居人は来年も私とシェアする(新しいフラットに引っ越して)つもりでいるみたいだけど、私は100%本気で「いいよ」って言えない。一人で住みたいたいとも思うし…(もちろんシェアした方が安いんだけど)。 We both think alikeだと思っていたけど、実はかなり違う。そりゃ人間ですから当然と言えば、それまでだけど。 何が嫌だからっていうのがハッキリ言えないし、思いつかないんだけど、たぶん何気ない生活の癖とか、価値観や金銭感覚の差が、無意識のうちに私に彼に対する多少の違和感をもたらしてるんだと思う。 祖母に育てられて、もったいない性の私には考えられないというか、ちょっと!って思うことが多々ある。電気とかお水とか。なぜ家を長時間(1時間以上)空けるってわかってるのに、暖房やパソコン、ライトをつけっぱなしで出て行くのか。ライトは用心としても、暖房はいらないじゃんと思う。クールビズ/ウォームビス精神だって当たり前だよ。夏にセーター着るなら、冬にはもっと保温性高いセーター着れば良い。高いって言うなら、脳ミソ使って節約しろよって。(確かに頭はいいけど、生活能力とか応用能力がないのかもとときどき感じる。) ちょっとの工夫で、もっとエコロジカルに地球に優しく経済的に暮らせるのに。 それに、彼は見てる限り、かなり派手に消費する。太っ腹といったら聞こえが良いけど、ご両親のサポートが今年までだからって思っているからなのか、ほぼ決まっている進路先の収入に安心しているからなのか、毎日外食したり、高いもの(ブランド系)も毎週のように買ってくる。聞けば、いつもホテル内のかなり良いレストランやバーで食事してるらしい。私のお金じゃないし、私に損害は何一つないんだけど、でも、ちょっとなんだかなぁって思う。 私も両親が全面的に資金を出してくれて、ロンドンに留学している。両親のお金で生活させてもらってる。私のお金じゃない。だから、自分で稼いだお金以上に大切に使いたいと思ってる。(といいつつも、演奏会に足げく行っておりますが…) 私がいくら使ったところで、きっと両親は何も言わないし咎めたりしないと思う。だからといって、湯水のごとく好きなように使うことなんてできない。だって、もう23だよ。本当なら働いて自分で稼いでるべき歳じゃない。 自分が稼いだお金なら、どう使おうと勝手だと思う。だけれど、お金を無惨に使う人って、やっぱり無惨な人だと思う。モノを大切にするとか地球に優しいとか、社会道徳的な価値観や人道的な価値観というか、平衡感覚は失いたくない。自分の周りやステータス、交友関係が変わることで、それなりに生活における価値基準も変わると思うよ。でも、今は「学生」じゃない。例え、大金持ちになったとしても、私は質素な生活が良いと思う。 質素ということは、決して貧乏といことじゃない。ケチケチ生きるってことでもない。シンプルで気持ちよく暮らすということ。多少の贅沢は必要だと思う。そういう贅沢を本当にたっぷり過ごすために、質素に幸せに生活することが、贅沢をより贅沢にさせるんだと思う。何も金銭的なことだけじゃなくて、時間そのものの「質」が本当に大切なんだと思う。 ちょっと頭を使えば、いっぱいのお金を使わなくても、もっと幸せに心豊かな温かい生活が送れる。もしかしたら、手間ひまもかかるかもしれない。でも、そうやってちょっと時間をかけると意外な発見があったり、小さな幸せが見つかったりして、もっと楽しくなる。 いつか仕事に時間に追われて、お金をかけることしかできなくなる日がくるかも知れない。でも、それはそれでいいと思う。それでしか、安らげたりゆっくりしたり「質」を維持する方法がないんだったら、そうするしかないと思う。でも、それはまだまだ先のこと。今の私がするべき選択じゃない。 私って、やっぱりただのケチケチ貧乏性なのかな。 同居人を否定するわけじゃない。彼の人生なんだから、彼の思うように暮らせば良い。ただ私とは根本的な考え方が違うっていうだけ。良い友達でいるのと、良い同居人でいるのは難しい。でも、彼との同居生活が全てイヤって言うわけではない。楽しいことや救われてることも沢山ある。彼がいてくれると安心することだっていっぱいある。他人と暮らすってきっとこういうことなんだよね。 |
スペードの女王に悩む。 |
どおおおおおおおおしよう。
いつもいつもくだらない悩みで。。。 でも、今回は本当にどおおおおしよおおお。 さっきオペラハウスからメールが来て、 135ポンドのOrchestra Stallが「55ポンド」に! どおしよおおお。 演目が「スペードの女王」っていうのがね。 悩むよなぁ…。 日本にいるスポンサー殿に聞いてみよう…。。。 バイトしてたら、55ポンドぐらい自分でぽーんって払えるのに。 痛いよなぁ。 無職の学生って。 |
ハムステッド日和。 |
この間の木曜日、同居人と一緒にハムステッドまでテクテクしてきました。
この1週間、夜中に話し込むのが日課になっています。 ハムステッドに行くのを決めたのは、前夜午前4時。笑 12時までたっぷり寝坊をして、やっとこ家を出たのが2時。 途中、雨に降られ、High StreetのSelect SHopで雨宿りをしつつ、ハムステッドにテクテク。 ハムステッドは「だだっ広い」。 ここがロンドンだとは考えられません。 緑と土と太陽の匂いがとっても気持ちがいいところ。 秋の高ーい真っ青の空。 枯れ葉がときどきハラハラ舞ってくるのも映画みたい。 あの場所に立っていて、直感的に思った。 「たぶん、私はこの場所に恋に落ちる。」 歩いても歩いても、緑緑緑。 所々に池があって、白鳥や鴨、名前がわからないけど水鳥がのんびーり。 Kenwood Houseに行きたくて、歩けども、歩けども… あの白い建物の片鱗も見えず。。。 途中、Independent紙の取材にも遇い… 迷子になりかけ… 「人間界」に無事帰還したのは日も沈みかけた5時ごろ。 * * * 「恋に落ちる」っていうのは、大げさかもしれないけど でも、この場所にいられるんだったら、私はずっとここにいたいなぁって。 この場所に皆が集う気持ちがよくわかる。 ただ風に空に緑に空気に身を任せているだけで、温かい気持ちになる。 木がざわめく音や、葉が舞い降りてくる音、鳥が水に潜る音。 雲が動いていくのや陰が動くのをぽーっと眺める。 時間がゆっくりゆっくり動いていく。 ただ、ただ、そこにいるだけで安心する場所。 東京にはない「空気」がある。 私は、やっぱりこの場所が好きだなって思う。 |
Greener Town |
本邦初公開。 家の前の通りです。 ハムステッドヒースに近いこともあり、緑が多いのが特徴です。 家を背にして左側。高級住宅?がつらなります。↑ 家を背にして右側。↑ 晴れてる日と夕暮れ時にiPodくんをお伴に、High Streetまで遠回りして散歩に行くのが大好きです。今度、晴れたら、本とお茶と甘いもの持ってHampstead Heathまで散歩に行こう。 マーケットで有名なCamden Townも歩いて15〜20分ぐらいなんだれど、やっぱり私はHampstead High Streetが好きです。小さなカフェやベーカリー、小さい雑貨屋さんが可愛くならんでいるHigh Streetは、歩いてるだけで楽しいです。週末の午前中は小さなマーケットが出たりして、賑わっています。 |
Student Oysterと節約魔。 |
何においても「節約」が生活においてモットーの私。
(日本にいるときも母親顔負けの主婦っぷりでしたが。笑) 重いけど、大学地元のSainsbury'sで買い物します。 平均的にすべてが安い+野菜の質も平均値。 パン類はベーカリーで買ったりもするけど、M&SとかテスコのFinestで十分です。 お昼はサンドイッチと果物を持参。 IKEAでかった水筒であったかーい中国茶も日替わりに持っていっています。 (なんだかとってもケッチく聞こえる…) 夕飯も家で作って食べまてす。 30分で2〜3品で済む範囲のものしかつくりませんが。 冷凍と冷蔵をうまく使い分けて(るつもり。)ます。 疲れてても、多少時間がかかっても夕飯を作る理由は4つ。 1)気晴らし/リセットタイム。 2)もともと料理が好き。 3)何を食べているのか明確&バランス良く食べられる。 4)外食やレディーミールより安くておいしい。 結論)自己満足達成。 だって、生活を考えた中で一番「節約」出来るのは、食費。 いくら親から全面的に支援されているといったって、 やっぱり野方図に使う訳にはいきません。 それに、「節約」した分で演奏会やオペラが1本でも多く見られるなら、 それにこしたことはないっ! 芸術の宝庫にいて、それを楽しまないことほどもったいないことはない。 で、今日有難ーいものを手に入れました。 Student Oysterです。 いわゆる定期券です。 本当は一番割引率の良い1年間を買いたかったけれど、 期限の問題で半年分買いました。 学割で30%オフ。 ロンドンは、特に中心地&ラッシュ時、公共交通費がバカ高いので、 これから6ヶ月間全ての公共交通機関が乗り放題と思うと… あ、遊びまくり? いやいや…、そんなヒマは全くないですが、 (むしろそんなにsocialisingな性格じゃない。笑) コンサートや美術館、展覧会などにも気軽にいけます。 この「節約魔」生活。 もはや趣味の領域に達するのではないか…と案じております。苦笑 |
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