Arts Managerを志すwackyのロンドンからの徒然メモ
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ポリーニ リサイタル |
マウリツィオ・ポリーニ ピアノリサイタル Maurizio Pollini in piano recital 2007年6月12日(火) 19:30開演 バービカンホール Part of Great Performers 2006-2007 Chopin Prelude Op 45 Ballade No 2 Op 38 2 Nocturnes Op 27 Scherzo No 3 Op 39 Polonaise Op 53 Liszt Nuages Gris Unstern La Lugubre Gondola 1 Richard Wagner-Venezia Sonata in B minor ● ● ● ポリーニの生演奏を聴くのは、今回が2回目でした。 念願のショパンも聴けて、満足でした。 が、 やっぱりショパンは「ポリーニ節」 日本語で上手く言えませんが、彼自身が作品とが深いところでengageされていて、味わいあるショパンでした。 リストは、いわゆる「超有名作品」ではない作品が最初3曲つづきましたが、昨年だか一昨年前に横浜みなとみらいホールで聴いたシェーンベルグを彷彿させる演奏でした。リスト作品の中でも、かなり無調に近い前衛的な作品で、ポリーニの一音一音へのこだわりや、彼の練り込まれた解釈(interpretation)がまるで絵画を見ているかのごとく伝わってきました。個人的には、ショパンやリストの定番曲へのアプローチよりも、彼のこういう前衛的な作品へのアプローチの方が面白く感じられます。 アンコールが、びっくりで、3曲目になんとショパンのバラード1番。ちょうど『The Pianist(邦題:戦場のピアニスト)』を読んでいた時期だったので、もう堪りませんでした。 ところで、ポリーニがいつも決まった会社の椅子を使用する(持ち運んでいる?)ことは知られていますが、今回はピアノも持ち込まれたようで、スタンウェイのピアノの客席側全面に何やら文字が書いてありました。あれはいったい何だったのでしょう…彼の名前でもなかったし…気になります… 10月にSouthbank CentreのInternational Pianistシリーズでアンサンブルでやってきます。日本でやっていたポリーニプロジェクトに近い“にほひ”を感じます…、さてはて。 PR |
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