Arts Managerを志すwackyのロンドンからの徒然メモ
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Remembrance Day |
11日は「Remembrance Day(国民哀悼の日)」です。
戦争や軍事奉仕で亡くなった人への敬意を表し、追悼をするとても大切な日です。 この時期になると赤いポピーのバッジをつける習慣があって、今年は私もつけています。バッジは胸元につけられる紙で出来たものから、タクシーや車の前につけられる大振りのもの、アクセサリー風のものまでいろいろな種類があります。紙で出来たバッジは大抵は買うのではなくて、赤い羽根募金と同じように募金をすることで、街のいたる場所でもらえます。去年までは、英国国民ではないからと敬遠していましたが、今年こそは世界中で戦争や紛争にまきこまれて、亡くなっていった人たちに何か意思表示が出来るといいなと思い、思い切ってつけました。 今、11日を控え、BBC1でRoyal Albert Hallで行われている礼拝が放送されています。女王陛下を筆頭に王室各人、政府主要人、各英国軍部隊の代表、戦没者遺族、その他関係者が参列します。英国国教会が式典を礼拝形式で進めていきます。英国各地から聖歌隊も呼ばれています。 明日は、Remembrance Sundayで、Whitehall(Westminsterエリア)を中心にして、式典が行われます。 (Copyright: The Times Online) 先週は、All Saint's Dayで、同じようにコーンウォールにある大きな聖堂で行われた礼拝の様子が、BBCで放映されました。2000人はいるであろう大聖堂は、たくさんの合唱団でうめ尽くされ、厳かに、でもオルガンに率いられて、それは威厳ある力強い礼拝でした。 クリスマスも24、25日と同じように礼拝がテレビで放送されます。女王の国民に向けたクリスマススピーチも、毎年放送されます。 この様な式典をこうやって、TVで放送できるのは、英国が英国国教会を国教と位置づけているからこそなのでしょうが、これも英国の文化構築に大きな役割を買っているのではないかと感じます。外部からきた人間としては、こういう礼拝や式典などをみていると、英国らしさとは何なのか、何を「人々」が大切にしているのか、何が文化を形どっているのか、そんなことを垣間みるような気がします。 PR |
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