Arts Managerを志すwackyのロンドンからの徒然メモ
[PR] |
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
|
ENO: Satyagraha |
2007年4月26日(木) 19:30開演 英国国立歌劇場 Satyagraha M K Gandhi:Alan Oke Miss Schlesen:Elena Xanthoudakis Mrs Naidoo:Janis Kelly Kasturbai:Anne Marie Gibbons Mrs Alexander:Jean Rigby Mr Kallenbach:Ashley Holland Parsi Rustomji/Lord Krishna:James Gower Prince Arjuna:Robert Poulton Conductor:Johannes Debus Director:Phelim McDermott Assoc Dir/Set Design:Julian Crouch Costume Designer:Kevin Pollard Lighting Designer:Paule Constable Video Design:Leo Warner and Mark Grimmer for Fifty Nine Productions Ltd ENO presents the London stage premiere of Philip Glass's Satyagraha. As India marks her 60th year of independence, this visually stunning new production by Improbable (Shockheaded Peter, Theatre of Blood) explores how Mahatma Gandhi developed non-violent protest into a powerful force for change. The ENO Orchestra and Chorus play a pivotal role in this hauntingly beautiful ensemble piece starring Alan Oke. 'Causing a sensation in London' - see Newsnight's 12 April interview with Philip Glass: Click here * * * * * 実に斬新なオペラでした。 オペラと言うより「新時代の音楽劇への試み」と言った感じです。 音楽は、Note on Scandalの作曲家 Phillip Grassで、ミニマリズムでした。1幕はヘ短調の分散カデンツァの2パターンのみ。2、3幕も同様で、常に同じテーマが1シーンを網羅して行く。夢に出てくるかと思うぐらいでした。笑 ガンジーが迫害されたり、人々が靴を脱いで裸足になったり、象徴的なシーンがいくつもありました。もっと歴史を詳しく知っていれば…、もっと色んなことに気づけたのにと思います。 演出がとても凝っていて、というより工夫に溢れていて、音楽以上に面白かったです。たとえば、床は新聞紙を使っていたり、劇中にも新聞紙やセロテープを大量に使うのですが、ちゃんと綺麗にして行くところまでも、さりげなく演技(振り付け)として含まれているのです。あとは、新聞紙の張り子で出来たような人形たち。決して「lovely」な可愛さではないけれど、人間味あふれる愛くるしさがあり、ハウルなどに出てきそうなキャラクターでした。 あと2回で公演は終了してしまいますが、また近い将来再演が見込まれますので、そのときは是非御覧ください。 PR |
COMMENT |
COMMENT WRITE |
|
TRACKBACK |
トラックバックURL |
忍者ブログ[PR] |