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勉強するということ
CATEGORY : [Thoughts] 2007/10/12 06 : 50
正直、今回の留学、というより、この修士課程は時期尚早だったのではないかと感じている今日この頃です。けれども、ネガティブにいても得ることは何も無いし、とにかくやるほかないので、私にできる範囲で吸収していこうと思います。


なぜ「早い」と思ったのか。

これは、始めからわかっていたことですが、私には「実務経験」がほとんどありません。たった6ヶ月のインターンと、少々のアルバイト経験。イギリスの近代現代史や政治に精通しているわけでもないので、授業で「サッチャー政権が…」とか「ブレア時代の教育改革が…」と突然切り出されると、頭の中に「?」が100個ぐらい飛び交います。「実務経験」がないので、具体的なケースを考えることも、現在の問題点を考えることも出来ず、結局当たり前の情報網に頼るほかありません。でも、それはもうわりきるしかないと、やっと切り替えられるようになりました。私には私にしかない視点を1つでも多く見つけて、originalityとcreativityを私自身の中に見つけていくことしか出来ないし、それが最終的に大きな意味を持つと思っています。

勉強すると言うことは、良い成績をとったり、試験に合格したりすることではないと今更のように思います。ただ本をよんでるだけでは、限界があります。だから、学校に行って、友達と話しをすると、自分の脳みその中も整理されるし、何よりも話し込んでいくことで、thoughtsがdevelopされていくのが手に取るようにわかって、本当に面白いです。国が違えば、文化も違う。政治も違うし、言葉も違う。だから、いろんな意見が、いろんな方向から飛んできて、刺激が多いです。



I thought this MA was too early after the first week. Yet, I cannot keep mayself being negative, and this was what I deserved. I may not be able to achieve many things during my course as others do, but it does not matter. The important thing for me is how much I can develop my thoughts on Arts Admin and how much I can be creative in the future. It is absolutely a great opportunity to deepen and widen my world, not only knowledge but also experience. It is like finding a key to open the door. It should be fun.










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こめんと [ 0 ] とらっくばっく [ ]
執筆再開 / Restart
CATEGORY : [おしらせ/Notice Board] 2007/10/12 06 : 16
ながーい間、沈黙でしたが、大学院が軌道に乗り始めたので、またボチボチと執筆始めます。


As some asked me why I dont write my blog in English....
Well, as I do talk complecated issues, it may be defficult for me to write all in English, but I try to keep writing both in Japanese and English.


とゆーわけで、宣言終了。笑





こめんと [ 0 ] とらっくばっく [ ]
日本の演奏会スタイル
CATEGORY : [Thoughts] 2007/07/26 06 : 41
あるオーケストラの掲示板を読んでいて、気になったのでメモ程度に。
とゆーか、私のブレインストックとして書きます。


今の日本のクラシック演奏会は大抵が開演7時。
これって結構、日本で働いてる聴衆には厳しいのかなと思う。
6時退社で、演奏会場に1時間以内で移動して、余裕を持って着席しているって、このトウキョウじゃ不可能に近いような。だって、6時退社自体、かなり厳しいのが現実。

ロンドンにいると、オペラでもオケでも演奏会は、よっぽど長いプロでないかぎり、7時半開演。だいたい、この国は「6時退社」ってなると、皆、17時55分にはもう帰る準備万端って感じだし、フレックス制度がある会社は5時退社って会社も少なくない。おまけにロンドンは東京よりも狭いから、移動時間も少なくてすむし、開演前に軽い食事をとることも、もちろん可能。

今、働いてる施設では、7時半開演の公演の場合、大体のお客様は7時頃には到着して、早い人たち(結構、スーツ姿が多い)は6時半前にはすでに館内のレストランやバーでくつろいでるお客様がが多い。

じゃあ、簡単に開演時間を遅くすればいいじゃんってことになるけれど、それも、ちょっとばかり難しいのが現状。何故かと言うと、運営側にも大きな違いがあって、日本だと、私の知る限りでは、ホールの閉館時間にあわせて、主催者がホールを借り、その借りた時間に併せて、運営進行を組み立てる。例えば、夜枠17〜22時で借りた場合、22時に完全撤退をするためには9時過ぎには終演しなければならないわけで、そうするとプログラムも7時開演からの2時間で休憩時間や出入り(必要であれば、舞台転換)の時間も含めて、組み立てる。そうすると、自然に90分プロが最大になってくる。もし、これを7時半開演にずらして、演奏会を行ったとしても、もし何かトラブルがあったり、開演時間そのものが遅れたりすると、さらに終演時間が延びて、結局22時撤退に完全に間に合わなくなる。そうすると、今度は「延滞料金」のようなものが発生して、主催者側の懐に打撃が発生する、と。笑

前述の私の勤務先の施設は、基本的に8:00〜23:00にパブリックに開いていて、結婚式や特別なパーティなどのクライアントイベントがあれば、24時過ぎまで貸し出すこともしばしば。もちろん私たちもクライアントが延長を希望すれば、居残ることになるわけだけれども、なんだか「ah okay」ってかんじで実にサラッとマネジメント側が引き受けてしまう。更に言えば、日本のホール貸りる場合、打ち合わせの時に、椅子も机も譜面台もマイクもライトも何もかも1桁単位までキチッと必要個数を申請して、それでホール賃貸料とは別に請求されるのだけど、なんだか当地のマネジメントを見ている限りだと、そんなプロセスが存在するのか疑いたくなる風合い。

こっちのホールの名物風景といえば、休憩時のアイスクリームとワイン?皆、とにかくよく買う。売ってる側としては、どうもありがとうとしか言いようがないけれど、でも、これも「カルチャー」なんだなぁと思う。演奏会にくるのが、本当に生活の一部になっているというか、特別なことじゃないんだなという感じが強い。良い演奏を聴いて、休憩時に会話を楽しんで、また良い音楽に浸かって、家路につく。こういうことを考えると、もっと社会学的なことの考察が必要になってくるけれど、そうなると、もうこれは音楽業界がどうのこうのできる範疇じゃないのかなと悲しくなったりもする。

「カルチャー」といえば、customer service(お客様係?)側も大分「姿勢」が違うように思う。とにかくお客様至上主義がないから、日本のようなああいうサービスはない。言葉の言い回しこそ違えど、とにかくフレンドリーさが第一で、あとはもちろん日本とは違うレベルの献身さが求められる。服装からして、大分違うのも事実。あのフェスティバルホールのお客様係の制服が、Tシャツでビックリしたのはつい最近の記憶。私の施設のお客様係は、第一にお客様の安全(通常時/緊急時ともに)、第二にcutomer experienceの向上という基本柱がある。お客様の安全に関しては、毎回各イベント開演前に各会場で「evacuation briefing」というのがある。何をするかと言うと、公演内容、主な進行時間、注意事項(場内飲食の規制、プレスやマスコミ来場、カメラ撮影、持込み可能手荷物、disable customerの確認、座席変更、配布物/販売物連絡など)の確認とともに、緊急時に備えた避難経路確認/誘導灯点検と模擬訓練を必ず全員で行う。日本でこういうの役職についたことがないだけに、なんとも言えないけれど、初めは圧倒された。ああ、お客様の命を預かるんだと、叩き込まれた感じがした。


なんだか、支離滅裂になってきたのでこの辺で。
結局なにが言いたいかっていうと、日本の現状を変えるには、社会や人々の生活スタイル自体を変えないといけないわけで、それには音楽家やマネジメント側がどんなに七転八倒したところで、手に負えない部分があるんじゃないかということです。








こめんと [ 2 ] とらっくばっく [ ]
仕事メモ:6月/演劇編
CATEGORY : [Theatre/Musical] 2007/07/12 09 : 46
Cymbeline - Cheek by Jowl
Written by William Shakespeare
Directed by Declan Donnellan
Designed by Nick Ormerod
Produced by Cheek by Jowl in a co-production with barbicanbite07, Les Gémeaux/Sceaux/Scène Nationale, Grand Théâtre de Luxembourg
Supported by Arts Council England


Plasticization / C'est a Dire
Nelisiwe Xaba
Seydou Boro
From Compagnie Salia nï Seydou


Floating - Hoipolloi presents a Hugh Hughes production

Created and performed by Hugh Hughes and Sioned Rowlands
Supported by Arts Council England
Listen to an interview with Hugh Hughes, Hoipolloi


●  ●  ●


Cymbeline:
これは本当に中で3回、外で4回立ち会いました。セリフを覚えるんじゃないかと…、シェイクスピア劇なので、それは有り得ませんでしたが。設定を現代にし、演出もかなり現代的にしてあるので、前半は「いったいどういう話なの?」「何が起きてるの?」と休憩中に尋ねられることもしばしば。私自身も詳しく理解しているわけではないので、とにかく「個人的には後半の方が気に入っています。色んなことが全部明かされて、色んなことが一気に起こるんですよ〜」と答えました。すると、案外帰りがけに、「君の言う通りだったね〜」と言ってくださるお客様が多かったです。この公演は、客席と舞台をこの公演のために大幅に改造してあったことや独特の演出効果のため、遅れ客や飲食の規制が厳しく、かなりフロントスタッフは対応にてこずりました。おまけにチケットトラブルが同じ日に、私の担当エリアで2件も発生し、開演〜5分前に劇場入り口とチケットオフィスとマネージャーを何回往復したことやら…どちらも最終的にはお客様が大満足で、帰りに「本当に素晴らしい時間を有難う」とわざわざ私を探してまでいらしてくださり、さらに握手までしてくださったので、走り回った甲斐があるというものです。ふゅー。


Floating:
個人的に仕事中にも関わらず、大笑いして観てしまいました。さすがフリンジで叩き上げられている人々です。ステージではコミカルなのに、普段舞台裏なので顔を併せると、とても誠実で真摯で、なんだかハッとさせられました。やっぱり頭良い人だなー。



こめんと [ 0 ] とらっくばっく [ ]
仕事メモ:音楽編/6月
CATEGORY : [Music: General] 2007/07/12 09 : 36
実は5月末から、ロンドンにある某アートセンターでお客様係のアルバイトをしています。で、私自身の覚え書きのためにも、仕事で立ち会った6月分の公演をメモしたいと思います。


Monday 4 June 2007, 19:30:Allen Toussaint / Preservation Hall Jazz Orchestra


Saturday 9 June 2007, 19:30:Deborah Voigt - soprano recital
Mozart Die ihr des unermesslichen Weltalls Schöpfer ehrt
Verdi Non t’accostare all’urna; Deh pietoso; Brindisi; In solitaria stanza; Stornello
R. Strauss Schlechtes Wetter; Ach, Lieb, ich muss nun scheiden; Lied der Frauen
Respighi Contrasto; Nebbie; Notte; Povero Cor
Beach Three Songs by Robert Browning: The year’s at the spring; Ah, Love, but a day!; I send my heart up to thee
Bernstein When my soul touches yours; So pretty; Another love; Piccola Serenata; Greeting; It’s gotta be bad to be good; Somewhere

Deborah Voigt, soprano
Brian Zeger, piano


Sunday 10 June 2007, 15:00:LSO Discovery Family Concert: Amazing Adventures!
Shostakovich The Gadfly
Tchaikovsky The Nutcracker (excerpts)
Grieg In the Hall of the Mountain King
Prokofiev The Love for Three Oranges
Music from The Jungle Book

Francois-Xavier Roth, conductor
Paul Rissman, presenter


Sunday 10 June 2007, 19:30:LSO Chamber Concert
Strauss (arr Schoenberg, Webern and Berg) Waltzes
Stravinsky The Soldier's Tale

Gordan Nikolitch, violin/director
Samuel West, narrator
LSO Chamber Ensemble


Wednesday 13 June 2007, 19:30:London Symphony Orchestra/Gergiev
Stravinsky Symphony in Three Movements
Prokofiev Violin Concerto No 1
Debussy (orch Colin Matthews) Préludes
Stravinsky Petrushka

Vadim Repin, violin
London Symphony Orchestra
Valery Gergiev, conductor


Tuesday 19 June 2007, 19:30:BBC Symphony Orchestra/Bĕlohlávek
VICTORIA Popule meus (Improperium)
SIR JOHN TAVENER Hymn to the Mother of God
SIR JOHN TAVENER The Beautiful Names (world premiere)

Jiri Belohlavek, conductor
John Mark Ainsley, tenor
Westminster Cathedral Choir


Friday 22 June 2007:Mzansi Sings - African Music
"Some of the best world music in London. Mzansi Sings is a South African cultural extravaganza in which the composer and arranger Victor Ntoni leads an ensemble including big band, string section and 20 piece choir in arrangements which celebrate African 20th century choral music and Township Jazz. Tonight's performance is presented by the South African High Commission in tribute to Oliver Reginald Tambo. Produced by the South African High Commission" from Barbican.org.uk


Friday 29 June 2007, 19:30:London Symphony Orchestra/Davis
Berlioz Benvenuto Cellini
Sir Colin Davis, conductor
Gregory Kunde, Cellini
Laura Claycomb, Teresa
Darren Jeffery, Balducci
Peter Coleman-Wright, Fieramosca
Jacques Imbrailo, Pompeo
Isabelle Cals, Ascanio
Andrew Kennedy, Francesco
John Relyea, Pope Clement VII
Andrew Foster-Williams, Bernardino
Alasdair Elliot, Cabaretier
London Symphony Chorus


Saturday 30 June 2007, 20:00:Chick Corea & Gary Burton


●  ●  ●
NOTE:

BBCシンフォニー:
チャールズ皇太子がいらっしゃって、警備が空港並でした。スタッフもパスポート持参で、セキュリティーチェックだけで20分も!Tavenerの1曲目は非常によかったです。教会旋法がいっぱいで、会場のウェストミンスター大聖堂にぴったり。2曲目は…約70〜80分の大曲で…でも、教会の構造や音響効果をフルに活かした作品でした(弦楽隊を客席後方の上空回廊へ配置したり、オルガンをつかったり)

LSOファミリーコンサート:
なにがびっくりって、手話通訳がついていたこと!さ・ら・に!!演奏の手話通訳も!手話通訳というより、上半身だけで音楽を表現する専門の手話通訳者!これは日本にも是非是非もちかえりたい習慣です。その他にも、パワポを駆使して、視覚的にも子供達にわかりやすい内容になっていました。あとは、皆で歌おう&演奏しようというコーナーがあって、子供達がめいめいに持ってきた楽器をオケと一緒に弾いていました。楽員の子供?もステージの奏者横にちんまり座っていたり、一緒に演奏していたり(!?)して、なんだか微笑ましかったです。ちなみに楽員の服装は、私服!指揮者もヴィンテージジーンズに黒のシャツでした。もちろん質問コーナーもあって、なかなか面白かったです。


南アフリカのコンサート:
これは、やっぱり血の問題です。コミュニティーの結束力の強さにも驚きました。産まれて初めてこんなに沢山のアフリカ人の人たちと一度に会いました。皆、気さくで面白い!ちょっと英語が聴き取りにくかったけれど…何気ないやりとりから、本当にココロが温かいのが良く伝わってきました。



こめんと [ 0 ] とらっくばっく [ ]
ポリーニ リサイタル
CATEGORY : [Music: Concerts/Recitals] 2007/07/12 08 : 51

マウリツィオ・ポリーニ ピアノリサイタル
Maurizio Pollini
in piano recital

2007年6月12日(火)
19:30開演
バービカンホール

Part of Great Performers 2006-2007


Chopin
Prelude Op 45
Ballade No 2 Op 38
2 Nocturnes Op 27
Scherzo No 3 Op 39
Polonaise Op 53

Liszt
Nuages Gris
Unstern
La Lugubre Gondola 1
Richard Wagner-Venezia
Sonata in B minor


●  ●  ●


ポリーニの生演奏を聴くのは、今回が2回目でした。
念願のショパンも聴けて、満足でした。

が、

やっぱりショパンは「ポリーニ節」
日本語で上手く言えませんが、彼自身が作品とが深いところでengageされていて、味わいあるショパンでした。

リストは、いわゆる「超有名作品」ではない作品が最初3曲つづきましたが、昨年だか一昨年前に横浜みなとみらいホールで聴いたシェーンベルグを彷彿させる演奏でした。リスト作品の中でも、かなり無調に近い前衛的な作品で、ポリーニの一音一音へのこだわりや、彼の練り込まれた解釈(interpretation)がまるで絵画を見ているかのごとく伝わってきました。個人的には、ショパンやリストの定番曲へのアプローチよりも、彼のこういう前衛的な作品へのアプローチの方が面白く感じられます。

アンコールが、びっくりで、3曲目になんとショパンのバラード1番。ちょうど『The Pianist(邦題:戦場のピアニスト)』を読んでいた時期だったので、もう堪りませんでした。

ところで、ポリーニがいつも決まった会社の椅子を使用する(持ち運んでいる?)ことは知られていますが、今回はピアノも持ち込まれたようで、スタンウェイのピアノの客席側全面に何やら文字が書いてありました。あれはいったい何だったのでしょう…彼の名前でもなかったし…気になります…


10月にSouthbank CentreのInternational Pianistシリーズでアンサンブルでやってきます。日本でやっていたポリーニプロジェクトに近い“にほひ”を感じます…、さてはて。







こめんと [ 0 ] とらっくばっく [ ]
Life is.....
CATEGORY : [Words] 2007/07/10 07 : 00
Life isn't about finding yourself,
Life is about creating yourself.
----Anon.
(人生とは貴方自身を模索することではなく、貴方自身を想像することである。)



Life is not measured by the number of breaths we take,
but by the number of moments that take our breath away.
----Anon.
(人生は呼吸の数では計ることができるものではなく、いったい何回呼吸をするのさえも忘れるような瞬間に出会ったかということである。)





こめんと [ 0 ] とらっくばっく [ ]
最初で最後の1stラッシュ?
CATEGORY : [College] 2007/07/10 02 : 57
うふふふなご報告です。
春学期(1〜3月)の履修科目は2教科とも、1stです。


春学期に履修した科目(Music, Media and Industries:Keith Negus担当)の論文が返却されました。悪戦苦闘した課題だったので、結果が「1st (70%以上)」評価でビックリしました。何人ぐらい1stを取ったのか不明ですが、スタッフにも驚かれたので、多分数名だったのかしらと思います。(履修人数は30〜40人ほど)

課題のテーマは選択制で、政府による芸術支援とその影響について書こうか悩みましたが、Research Projectでも政府助成について取り組んでいたので、結局、企業による音楽と音楽への助成について書きました。日本のクラシック音楽界にみる企業メセナや西欧と日本におけるCSR(企業による社会奉仕活動)の相違点、日本で積極的に参加する大手企業と某在京オケのケーススタディを素材にして論じました。

担当教授は、秋学期のIdentityの授業でも読んだ本の著者だったり共同著者だったりしたKeith Negusだったので、どんなに面白い講義になるのかと思いきや、これ(企業助成に関して)は自分にはレクチャー出来るほど資料も知識も無いから、もしこのトピックにするなら、自力で頑張るように、と。その学期初めの衝撃的な宣言通り、授業では1回もこの企業助成に関しては触れられませんでした。トピック別に別れてのグループディスカッションやグループチュートリアルでも、私たちの話を教授はただ頷いて聞いているだけ。(おいっ!と突っ込みたかったです。この教授の授業スタイルや方向性は、現にMA生から抗議数は多いです)最終的に、このトピックに取り組んだのはクラスの中で3人だけ。最後までよく顔をあわせていたクラスメートは前日までかなり苦戦していた模様です。

Title: "Is corporate sponsorship good for music and musicians?"

This is a difficult question, as there is very little literature available. You have conducted some thorough research and structured your essay in a clear and imaginative manner. You produce an impressive away of evidence and examples to support your case.

批評もとても好感触で、にんまりです。資料もデータも時間も十分になくて、ホントに崖っぷちで書いていたので、信じられないです。英語添削に協力してくれた英国人友人(決して同居人ではないです)と英語サポートの先生に大感謝です。それから、貴重な情報を流してくれた元インターン先上司陣にも!
ああ、嬉しい!


● ● ● ● ●



もう一つは、ナニだったかと言うと「Indeterminacy and Improvisation: 1950-2000」。
この授業は、基礎知識に欠けたまま望んだので、授業中に涙をこらえて、帰りに廊下でメソメソするの繰り返しでした。笑

Title: How could it be argued that free improvisation can be as composed as a composition itself? Make close reference to the work of ONE musician or improvisation group.

ということで、まず、improvisationを3つに分類定義し、improvisationとcompositionの比較をし、さらにAMMというロンドンを拠点に活動するfree improvisation groupを題材に、free improvisationとは何ぞやと論じました。これは、下調べに大分時間をかけ、作曲コースの友人にいろいろと相談をし、書き始める時には、頭の中がクリアな状態で、自分でも納得いく構成を立てられたので、非常に満足していました。英語添削ボランティアの作家(ライター?)の先生も、専門分野と趣味の範囲だったようで、とても楽しそうに2時間半もかけて(!!←通常は最長1時間のセッション)見てくださり、私の論文内容に反論をだしてくださったり、これも聴いてみなさい、読んでみなさい、このバーはオススメだから行ってみなさい(笑)とかなり乗り気でした。

秋学期のidentityと同じ担当講師のTomからのコメントは、

I like your systematic approach, though you could often do with a few more references or sources. Your invocation of 'taste and memory' isn't really accurate and clear. Nevertheless, full of good points, very well researched; you deconstruct the opposition of improvisation and composition with skill. Your discussion of AMM is particularily interesting.

またもや、referenceが十分出ないとの指摘。でも、授業が全然わからなくて、困り果てた時に、この本を読んでみなよとメールをくれたり、エッセイの方向性が見えなくて混沌としているときに、AMMをきいてみなさいと親切にtipsをばらまいてくれたのは全部、。私の大学でPhD(博士課程)を終え、若いのに本までだしています。

Tom
(クリックすると、TomのHPに飛びます)

授業スタイルは、若さが溢れて、かなり「テキトー」な感じもしましたが、毎回handoutを用意してくれたり、メールでも細かいサポート(essayのシラバスなんかも気軽に添削してくれる)をしっかりしてくれたり、本当に気さくで良い人です。それに、彼のボキャブラリーは本当に面白い。とっても勉強になりました。

● ● ● ● ●


で、いつも英語面でも精神面でもサポートしてくれたEFLのPaulに報告をすると、おめでとうとともに以下のような返答がやってきました。

Notice the lecturer's comments about what she/he liked:

1: Good research
2: Good support for your ideas -basically using evidence produced by your research. [you did these two by yourself]
AND,
3: Clear and 'imaginative' organisation of your material. [This is what Ihelped you with]


そう、つまり、良いリサーチは良いアイディアポイントを生み出し、良いアイディアは明確で、かつ創造的な論法を生み出すことが可能になるのです。だから、どんなに苦しくても、基礎readingはやらなきゃと再確認しました。


この調子で、気を抜かず、9月からも修士課程本番、頑張るぞー。
と、9月に備えて、今年のReading Listのコピーを貰ってきましたw
Primal Booksは、半数以上、読んであるので、休み中に新しい本と一緒に読んで、reviseしたいとおもいまーす♪







こめんと [ 2 ] とらっくばっく [ ]
円高ポンド安。
CATEGORY : [Life] 2007/06/27 01 : 23
昨年9月から一番安い為替レートを提示していたmsnマネー。
が、ついにそれも今日、

【246.9円に到達。】

明日には、247円じゃないの?
上がるばっかで、一向に下がらん。
ポンド高過ぎ。
ありえん。
1ポンド=186円の時代なんかいつのことやら…
(正確には8年前)
1ポンド220円で、うわっ高!と思っていた1年前がバカバカしく思えてくる。

これって日本政府が国際的に評価(信頼)落としてるってこと?
Xポンド×¥250円って、微妙に計算しにくいんだよね。
あーあーあー。
せめて200円まで落ちないかしら。


がんばって、£で稼ごう。
円は弱くなる一方で
物価はつり上がる一方で
ポンドで直接稼ぐ他に道はない…
インフレと上向き経済に便乗して、利息でも稼がないと。
ちまちまとね。

   ●   ●   ●

ってゆーか、すーーーーーーかり忘れていたけれど
来年度の学費払わなきゃあかんのだった…
£9000前後です…


もし、

1ポンド=185円だったら、167.4万
1ポンド=190円だったら、171万
1ポンド=200円だったら、180万
1ポンド=230円だったら、207万
1ポンド=250円だったら、225万

こんなに違うなんて…
1ヶ月の生活費を16〜18万として…
一体何ヶ月分賄えるノォォぉぉぉ(T□T)

   ●   ●   ●

この円高傾向が落ち着くことはないもんかと、ちょっと経済ニュースを読み比べました結果、以下が判明。

【円安になる見込みは当面無い。】
【円価値を持続的に上昇させる材料がない。】


うーむ。
うーむ。
うーむ。

世界中で、何か企んでじゃないだろうか。
ロンドンを住みにくい都市にしようぜ運動でも…?
ってゆーか、日銀と財務省、なんとかしてくれ。
円への信頼をあげてくれ。

お願いします。
英国中にすむ留学生一同、願ってます。


   ●   ●   ●

以下、参考元。

http://fx-blog.jp/yamaoka/index.php?ID=153
http://www.tbs.co.jp/newsi_sp/keyword/




こめんと [ 2 ] とらっくばっく [ ]
そう、ココは英国。
CATEGORY : [Life] 2007/06/27 00 : 36
今日、地下鉄で、

詳しくいうと、Notting Hill GateのCentralとDistcict/Circleの合流地下通路で、

Wimbledonのオフィシャルウェアを上下着た若い男性陣に遭遇。


『そうだ、ここは英国なんだ』


と今更ながら、再確認しました。笑

ロイヤル・アスコット(裕福層が集う競馬大会)が終わったと思ったら、いよいよウィンブルドン開幕です。いくらニュースでWimbledon関連ニュースを見ても、Wimbledonからのお天気中継を見ても、試合中継を見ても、結局「テレビの中の世界」であって、実際にオフィシャルエンブレムをみると超ドキッとしますね。

そういえば、この間、ラルフからのダイレクトメールもWimbledonとのコラボウェアのお知らせだったけれど、やぱり本物ウェアにはドキドキしちゃいますね。ただのトレーニングウェアだけど。


顔から年齢を推測して、彼らはあのボールボーイズではないけれど、でも選手でもなさそう(だってラケット持ってなかったし)。一体何のスタッフなのか気になります…ってゆーか、今冷静に思うと、何故に、都心→Wimbledon方面へ乗り継ぐのではなく、District→Central (WImbledonを去る方向)へ乗り継いでたのか…深夜早朝の整備スタッフか???


今年もフェデラーに勝ってほしいです。
全仏オープンではナダルに2年連続で決勝戦で破れていますけど、あのサンプラスだって最高成績4位ですからね。気にしない、気にしない。その分、ウィンブルドンは是非5連勝を実現してほしいです。(ちなみにサンプラスはウィンブルドン7回勝ってます)



強靭な肉体と透徹した精神の持ち主が勝つ。
素晴らしいスポーツです。
(無論、運動音痴の私は観戦派ですけどね。)
さぁて、今年のはげたセンターコートでの決勝戦は誰がくるのか。
今年は『テレビ』で生観戦したいなぁ。
去年はBBCオンラインラジオとリアルタイムビデオ中継で夜中に観戦ましたからね←ブリカンのエッセイやりながら。苦笑
来年はセンターコートで試合見るぞー。





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