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蝶々夫人
CATEGORY : [Music: Concerts/Recitals] 2007/02/23 06 : 26
2007年2月20日(月)
19:30開演
英国王立歌劇場
(コヴェントガーデン)

Giacomo Puccini "Madama Butterfly"
プッチーニ作曲「蝶々夫人」

Conductor: Nicola Luisotti

Director: Moshe Leiser and Patrice Caurier
Set Designs: Christian Fenouillat
Costume Designs: Agostino Cavalca
Lighting: Christophe Forey

Cio-Cio-San: Liping Zhang
Pinkerton: Andrew Richards
Sharpless: Alan Opie
Goro: Martyn Hill
Suzuki: Elena Cassian
Bonze: Jeremy White
Kate Pinkerton: Liora Grodnikaite
Yamadori: Quentin Hayes
Imperial Commissioner: Jacques Imbrailo

 * * * * *

感想を一言。

「悪趣味なジャポニズムを観た気がする」


えー、その通り。なんだかしっくり来ない演出でした。アートとしては美しいけれども、日本人としては「何かが違う」。楽しみきれなかった要因の中に、たぶん観ているときに

お辞儀するときは、膝曲げない!
着物のときは背筋を伸ばす!
着物で歩くときは内股!
泣くときは着物の袖を使うといいのに。

とか、くだらないことを一々突っ込んでいたからだと思うけれど。それにゴロ役の人が…顔が白塗り&丸ほほ紅で、一瞬、バカ殿か道化かと思いましたよ…


最後がまた特にイタダケなかった。どうして綺麗に息絶えないのか。あれは「美しくない死に方」に見えました。「ハラキリ」精神に反しますよ。

   ♪ ♪ ♪

それにしても、腹立たしいのはピンカートン。笑
やっぱりunfaithfulな男性は、いつの時代もいけません。

それから疑問なのが、日本のあの時代に「バラ」や「ジャスミン」が親しまれていたのだろうか。最も蝶々さんは、アメリカ人になりきろうとしていたから、庭にバラやジャスミンがあったとしても不思議はないけれど…。

   ♪ ♪ ♪

音楽的なことを少々。サクラや星条旗のテーマがそこいら中にちりばめられていて、それは巧妙でした。特に上手いなぁと思ったのは、蝶々さんの部分には日本の陰音階が多用されていて、イタリア語の歌詞が聞こえてくるのが奇妙でした。でも、プッチーニは、東洋趣味があったのかなかったのか、よく考えたらパリ万博の時にタイムリーに生きているんですよね。ドビュッシーやゴッホが「日本」に影響を受けたように、彼もまた未だ見ぬ「ジャポン」を題材にしたのは興味深いですね。

あ、今回一番気に入った歌手のひとは、スズキ役のElena Cassian。(なんでスズキなんだろう。なんで名前じゃないんだろう。笑)

   ♪ ♪ ♪

いつか日本人演出の日本人が歌う「蝶々夫人」を観たいと思います。ちゃんと「内股でしとしと歩く」着物姿がみたい。それに「振り」や「小道具」「大道具」への解釈が、だいぶ違うに違いない。笑



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