Arts Managerを志すwackyのロンドンからの徒然メモ
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スペードの女王 |
2006年11月20日(月) 午後7時開演 英国王立オペラハウス (コヴェントガーデン) P.I.チャイコフスキー作曲 A.S.プーシキン原作 オペラ『スペードの女王』 F.ツァンベッロ監督 S.ビシュコフ指揮 英国王立オペラハウス管弦楽団 * * * * * * * 社交界デビューしました。笑 初生オペラ。 感想。 Absolutely stunning。 面白いなと思ったのが、客席のある一定の箇所に舞台に向けてモニターが3台設置してあって、オケピッドの指揮者が映るようになっていること。あれがないと歌い手やダンサーが指揮者を見ることができないポジションがあるからだけど、文明の進歩がこんなところにあるとは思わず、意外な発見でした。 会場内そのものは予想よりコジンマリしていて、でも豪勢。伝統の重みが建物そのものからにじみ出てくる。シートは圧倒的に都内Sホールの方がいいけれど。苦笑 バーやレストランも充実していて、こういうのは日本にはないよなぁという空気が流れていました。なんていうか、休憩時間もオペラの余韻にひたることができるというか…あの日本の休憩時間の乱雑さがない。 お客様層は、席種で歴然。当然ですが。でも、皆、想い想いの服装でみえていて、70歳ぐらいのなのに仕立てのいい赤いスーツをお召しの老婦人や、 dress codeあったっけ?というぐらい正装している方、いかにもビジネスですって言う感じの日系商社マングループなどなど。見てるだけでうきうきしちゃいます。 オペラ自体は、ロシア物語が持つ悲劇的な側面とチャイコフスキー独特の華やかな側面が対照的で面白かった。それにしても、衣装や小道具、舞台装置、証明はよく練られていて圧巻。歌い手はロシア語上演ということもあって、ロシア系歌手が多かった。 一緒に行ったBrit知人も初めてオペラハウスに入ったとかで、楽しんでた模様。良かった。 でも、なんかちょっとちがうよなって思った。オペラはやっぱりブルジョワジーの産物なのかなって。ただのクラシックの演奏会よりも更に敷居が高いし、巧く言えないけど、私が目指したい演奏会像とは離れてる気がしたかな。 さて、次は…。ヴェローナですな。うんうん。 もちろんオペラハウスにも見に行くけどね。 PR |
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